皆さんは漆器（しっき）や蒔絵（まきえ）には、どんな物があるかご存知でしょうか。
漆器は、木や紙などに漆（うるし）を塗り重ねて作る工芸の品であり、一般的には塗り箸やお椀、お盆などの食器類、
高級な美術品などが有名ですが、紀州の漆器協同組合では、原動機付自転車やロードバイクの車体を、
漆器で作ることにも挑戦をしています。
そのような漆器（しっき）の表面に漆で文字や文様を描き、
そのうえから金や銀などの金属を蒔くという技法のことを蒔絵（まきえ）と呼んでいます。
この蒔絵で日本最古の物は、正倉院の宝物庫に所蔵されいる、「金銀鈿荘唐大刀（きんぎんでんそうからたち）」の鞘に施されている、
「末金鏤作（まっきんるさく）」であることが、2009～2010年にかけて行われた、宮内庁正倉院事務所の科学的調査により、
研出蒔絵（とぎだしまきえ）として確認がされました。
そのような漆器（しっき）や蒔絵（まきえ）ですが、皆さんが大切に使用や保管されていた物を、
・ 生前整理や遺産分割として手放したい。
・ 遠方への引越しや大規模改築などで、保管に手間が掛かるので処分をしたい。
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